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『作り笑い』と『本物の笑顔』驚きの違いって?!→ FBIでも使われる“3つの見極めポイント”とは【恋愛婚活心理学者監修】
恋愛や婚活において、相手の「笑顔」が本物かどうかを見抜く力は、信頼関係の構築において非常に重要です。
一見すると明るく見える笑顔の裏に、実は隠された感情や意図があるかもしれません。この記事では、FBIや心理学研究で用いられる「嘘の笑顔の見抜き方」について、科学的根拠に基づき解説します。
笑顔には二種類ある?!…本物と作り笑いの違いとは?
心理学者ポール・エクマン博士の研究によると、笑顔には主に以下の2種類があります。
デュシェンヌ・スマイル(本物の笑顔):口角だけでなく、目の周囲の筋肉(眼輪筋)が同時に動く笑顔。
社会的笑顔(作り笑い):主に口角のみが上がり、目元の筋肉は動かない笑顔。
この違いは、感情が本物かどうかを見極める大きなヒントになります。
研究の背景と方法
1988年の研究でエクマン氏は、被験者に不快な映像(手術映像など)を見せ、その後「楽しかった」と嘘をつかせるインタビューを実施しました。
この時の表情を「フェイシャル・アクション・コーディングシステム(FACS)」を使って解析。
その結果、本物の笑顔と作り笑いには以下の3つの違いがあると判明しました。
嘘の笑顔の見抜き方 3つのチェックポイントとは?
- 目の周囲の筋肉の動き
本物の笑顔:眼輪筋が収縮し、目尻にシワができ、目の下の皮膚が持ち上がる。
作り笑い:目の周囲に変化がなく、口元だけが笑っているように見える。
この違いは「デュシェンヌ・スマイル」の特徴であり、感情の真実性を示す重要な指標です。 - 笑顔のタイミング
本物の笑顔:感情と同時に自然に現れ、滑らかに消えていく。
作り笑い:発言の後に遅れて出現、もしくは急に現れてすぐ消えるといった不自然なタイミング。
笑顔の「出現タイミング」と「持続時間」に違和感がある場合、作り笑いの可能性があります。 - 他の表情との矛盾
本物の笑顔:眉や目、口の動きが一貫して喜びを示す。
作り笑い:目の動きに不安や緊張、眉の上がり方が不自然など、他の表情と笑顔が一致しない。
この「表情の不一致」は、心理的に緊張や葛藤を抱えている証拠であり、相手の本心を探る手がかりになります。
この「表情の不一致」は、心理的に緊張や葛藤を抱えている証拠であり、相手の本心を探る手がかりになります。
実生活への応用
婚活や恋愛の場面では、相手の笑顔が「心からのもの」か「社交辞令」かを見抜くことが、誤解やトラブルを避ける第一歩です。
特に初対面や表面的な関係では、笑顔が相手の信頼度を大きく左右します。
観察力を高めるコツ
目元に注目:笑顔が本物なら、目も笑っているはずです。
笑顔の出現タイミングを見る:言葉と表情が一致しているか確認しましょう。
全体の表情バランスを観察:口・目・眉の一貫性に注目しましょう。
まとめ
笑顔は感情を伝える重要なサインですが、その真偽を見抜くには科学的視点が役立ちます。目元、タイミング、他の表情との整合性という3つのポイントに注目することで、嘘の笑顔を高確率で見抜くことが可能になります。
恋愛や婚活を成功させるには、相手の本心を見抜く「観察力」も武器の一つです。今日からぜひ、笑顔の見極めを実践してみてください。
監修者
吉野 麻衣子
(株式会社SMART BRIDAL代表取締役社長/MBAホルダー/恋愛婚活心理学者/モデル)



