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今回はプレゼントの心理学（前編）についてお話しします。
女性は何故、ダイヤに目がなく、奢られたがるのか
そして、女性には何をプレゼントすべきかまで解説していきます。
YouTubeへのコメントで質問を頂きました。
奢ってもらうと大切にされていると考える女性の心理を解説して欲しいです。
男性が奢ることと女性を大切にすることとの間に因果関係も相関関係もない
と思うのですが、こういう女性はただの乞食なのでしょうか？
結論からいいますと、進化の過程で生き残る為の判断材料だったからです。
※一部例外もあります。
この話の前提条件には、人類はもともと一夫多妻制だったということがあります。
今は一夫一妻制、一夫多妻制のみで、多夫一妻制はありません。
ユダヤ=キリスト教は一夫一妻制ですが、世界を見渡しても単婚制が守られている集団は僅かです。
世界的に見て、人間の婚姻形態一夫多妻が多数を占めます。
この起源は一万年以上前の祖先に遡ります。
一夫多妻制の動物は、雄の体が大きく、雌の体が小さい傾向があります。
極端な一夫多妻のゴリラは雄の体非常に大きいです。身長は雌の1.2倍、体重は雌の2倍ほどあります。
対して、一夫一妻は雄とメスの大きさが同等です。単婚のテナガザルはほぼ同じ大きさです。
人間はマイルドな一夫多妻です。
身長は1.1倍、体重は1.2倍です。体格差はテナガザルに比較的近いです。
体格差が現れる理由は少数の雄が集団の雌を独占する繁殖ゲームに勝つためです。
雌は捕食者や他の雄から自分と子供の身を守るため、大きい雄を選びます。
現代も女性が高身長男性に憧れる心理学的理由は昔の種の本能が残っているからと言われています。
女性の身体が小さいのにも理由があります。女性を早い年齢で成熟させる淘汰圧が働くからです。
早く初潮を迎えると村のリーダー格の妻となれます。初潮を迎えると身長の伸びは止まりやすくなります。
多様な文化圏の調査では、多妻の国では単婚の国より女性が小柄で、男性に違いはないという結果が出ました。
一夫多妻は裕福な男性の資源を複数女性で共有できました。
一夫一妻は裕福な男性に選ばれない女性は、貧乏な男性しか伴侶にできないため、
一夫多妻制は女性に有利で、現在も残っています。
本来の理由 : 自分の身を委ねる価値があるか、男性の判断材料としていた。
一夫一妻制では、男性が自分と自分の子供をしっかり養うかの見極める方法のひとつとなっています。
見極めには信頼できる父親タイプか、遺伝子をばら撒く事が目的の女たらしタイプかを
判断する必要があります。
父親タイプは自分と子供に対し、責任をもって投資するタイプです。
女たらしタイプは責任を持たない、スリルと快楽を求め、遺伝子をばら撒くタイプです。
以上が、プレゼントの心理学（前編）になります。
詳細はこちらのYouTubeでも話していますので、ぜひ、こちらも併せてご覧ください。
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