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今回は「婚活・結婚どころか人生そのものが失敗する」残念な人13の特徴～心理学者バリーシュワルツのマキシマイゼーション・スケールテスト～についてお話します。婚活されていると「婚活成功したい。失敗したくない」相手が見付かったら、今度は「この人でいいのか、結婚を失敗したくない」そんな事を皆さん、考えられるかと思うのですが、実は婚活や結婚はもちろん、人生そのものを失敗し、後悔ばかり続くと言う残念な人というのがいます。今日はその特徴と、改善について、心理学の観点からお話をさせていただきます。

Contents

1 用意いただくもの
2 13の質問
3 合計点が65点以上
4 合計点40点以下

用意いただくもの

・紙とペン、電卓(携帯やPCでも代替可能)13問に対し、それぞれ、下記で点数を出して、合計してください。
1点＝全く当てはまらない
2点＝当てはまらない
3点＝やや当てはまらない
4点＝どちらとも言えない
5点＝やや当てはまる
6点＝当てはまる
7点＝とても当てはまる

13の質問

1.何かを決める時、「他に考えられる事はないか」と、ひとつ残らず思い浮かべ、更に、そこにない選択肢も考えようとする
2.仕事・趣味関係なく、どんなにそれで満足していても、もっといいものはないかと考え、探す
3.ラジオや音楽、YouTubeなど見聞きしていても、それに対して満足していたとしても、他のチャンネルや動画でもっといいものはないかとチェックする
4.テレビやネットフリックス、Amazonプライム、YouTubeなどを観ているとき、チャンネルを次々と切り替えたり、または、ある番組を観ようとしている時でも「より良いのはないかな」と別のチャンネルをひととおりざっと眺めたりする
5.婚活や友人含めて、人間関係に対して、自分にピッタリと思える相手が現れるまで、何度も新しい相手を求めてしまう
6.友人や交際相手へのプレゼントであっても、何にするかかなり考え、人に対して贈り物をするのは難しいと思ってしまうことがある
7.レンタルなどの安いものであっても、最高のものを選ぼうとし、もの選びは難しいと感じる
8.買い物をするとき、本当に気に入ったひとつを見付けるのは、仕事感覚になってしまう
9.物事に対して、ランキング形式が好きで、映画・音楽・本などベスト10まで気になったりする
10.相手に自分の気持ちを伝えることは難しいと感じる
誰かに手紙を書いたり、きちんと言葉にするのは大変で、単純な用件でも何度か下書きをすることもある
11.結果を出すことに対し、自分の中で最高水準を求めてしまう
12.第二候補や二番目の策であっても、よりベストに近づくよう、妥協をしない
13.自分の未来は、今と全く違う生活を送ることに対して、夢を見たりする
何点になるか、合計を足してみましょう。65点以上の人は、要注意です。心理学者のバリー・シュワルツが提唱・考案したマキシマイゼーションスケールを少しアレンジしています。アメリカの心理学者で、心理学と経済学を専門されている方です。後悔ばかりして、成功しない人について調べるテストを考案しました。

合計点が65点以上

合計点が65点以上の人は、マキシマイザー(完璧主義で、失敗と後悔を繰り返す)です。現実が見えておらず、完璧主義、理想主義です。自分にとって、最高でなければ満足しない、全てにおいて、完璧やより良いものを求め、理想ばかり並べる、様々な選択肢を比較し、常に掘り出し物や、ベストのものが舞い降りるのを期待、最高の選択を追い求める人です。目の前にひとつでも多くの選択肢を並べ、すべて細かく検討し、ベストといえる最高のものを選ぼうとするため、最高だと思えるもの以外は許せない、満足できないという、かなり理想の高い人のことです。最高のものを・・・と考えているが、根底は自分の欲求でしかない為、満足度が低く、自分と同じ温度感を人に求める為、人間関係がギクシャクしやすく、孤独感にさいなまれたり、幸福度も低く、人に対して厳しく、トラブルが多い傾向があります。この人は人に対して厳しくて疲れる。。。と思われる上に、自分が考える正義を人に対して、無意識のうちに強要しているため、実は裏で嫌われている事が多いです。完璧を求めすぎるがあまり、決断ができないのです。大事なポイントは、マキシマイザー・要するに完璧主義者は人生で後悔を繰り返すと心理学の世界では言われています。これは、～でなければならないここまで頑張ったから、よりもっと完璧でなければ、結婚相手は～でなければならない、自分の人生はパーフェクトでなければならない・・・。結果として、少しでも自分にとって想定外のことが起きると、他責にしたり、後悔ばかりします。「あの時、こうしていたら・・・」という事だけを恐れ、保険ばかりかけて、自分で切り拓く力がないのです。メンタルが実際に弱く、何かあると、すぐ後ばかり見ます。婚活では、理想ばかり追い求め、夢ばかり見て、現実を知ることがないため、自分のレベルがたいした事ないのにも関わらず、自分のレベルに見合わない人にばかりお見合いで申し込んだり、交際しようとしたり、結婚しようとするため、上手くいきません。クレーマー気質にも多い傾向なので、自覚はなくても、人から好かれていない、裏で嫌われていたりします。結局、完璧主義でメンタルが削られやすく、自己肯定感が低くなりがち、後悔や自責の念にさいなまれやすいです。

合計点40点以下

合計点40点以下の人は、サティスファイサー(トラブルが少なく、幸福度も高い)です。バランス感覚を持ち、現実主義で、その時やその状況下などで、柔軟にその時によりベターであるものを選び「これはそこそこ良さそう」と思えるものを選び、それで良しとできる人です。完璧などはなく、絶対的な100%の正解はないという現実をしっかり見ることの出来る人です。自分にとって足りないものを憂うことなく、目の前のものに対して感謝し、受け入れて行く柔軟さを持つことが出来ます。「足るを知る者は富む」この言葉通り、自分をしっかり見る事も出来るため、自分を知っているからこそ、自分のレべルを上げて、自分にとって最高の相手を捕まえることも可能です。謙虚な人も多く、人から好かれやすいため、婚活も成功しやすく、何かトラブルが起きても、切り抜けていけます。自己肯定感や自尊心が高く、生活満足度の高い傾向があります。人生の幸福度を上げ、人間関係のトラブルを避けるためにも、完璧主義はやめる事が大切です。マキシマイザーは人生で失敗を繰り返し、後悔するため、サティスファイサーを目指すことです。

以上が、「婚活・結婚どころか人生そのものが失敗する」残念な人13の特徴～心理学者バリーシュワルツのマキシマイゼーション・スケールテスト～でした。

詳細はこちらのYouTubeでも話していますので、ぜひ、こちらも併せてご覧ください。