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今回は50代の男性が30代の女性との結婚は夢むしろ結婚は難しいというお話をしていきます。
40代のかたも自分が50代になったらこうなると今の自分と照らし合わせながら危機感をもって見ていただきたいと思います。

Contents

1 男女でどんどん差が出る未婚率
2 50歳以降未婚率は変わらない
3 50代男性は結婚相談所でどのような状態か
4 男性にも不妊症はある

男女でどんどん差が出る未婚率

以前は50歳で結婚したことのない割合を『生涯未婚率』と呼んでいました。統計では50歳まで結婚歴がないとその後結婚することは殆どないため生涯未婚率と呼ばれていたのです。

2015年の国勢調査データを元にお話します。50歳時の婚歴なしの女性が14.9％に対して男性は24.2％です。男性の方が10％ほど上回っています。非常に高いですね。これだけの男性が結婚できていない現実があります。

男性も女性も15〜19歳、20〜24歳の未婚割合にはそんなに差がありませんが、25〜29歳になると女性の未婚割合は減少し、男性と大きく差が出てきます。ここで女性の未婚者は61％に対し男性未婚者は72.5％となります。

20代後半で女性は結婚できるようにぐっとアクセルを踏み込んでいる一方、男性はのんびりかまえているためこのように差が出ています。

50歳以降未婚率は変わらない

男性の45〜49歳の未婚率は25.2％です。50〜54歳が20.3％、55〜59歳が16.1％です。年齢が上がるにつれて未婚率は下がっているので、なので自分の年齢が上がっても結婚できると思っている方がいますが残念ですがそれはありません。
男性の60〜64歳の未婚率は13.3％とありますが、これはこの年令のかたがたの15年前の未婚率とほぼ同じでした。つまり50歳から60代まで未婚率は変わっていないのです。

世の中には年の差婚などのニュースが溢れていますが、自分の興味があるニュースばかりがおこっていうかのように感じるフィルターバブルに陥っています。だれもが当然と思うような結婚はニュースになりません。年の差婚は珍しいからニュースになっているのです。

50代男性は結婚相談所でどのような状態か

結婚相談所の中で50代の男性が子供が欲しいということで30代前半に申し込みする男性がとても多いです。しかしマッチングできていません。
50代男性が30代女性に申し込みをしても、30代女性はどのような人を求めるかといえば同世代の男性を好みます。30代女性が駄目ならと40代女性に引き上げたとしたとしても40代女性も同世代の男性を好むのです。つまり50代の男性が30〜40代の女性から見向きもされていません。
では50代で年下女性と結ばれるのはどのようなかたか、というと特別な魅力があるかたです。
・容姿が良い
・年収が高い（2000万円以上など）
・コミュニケーション能力が高い
・エスコート力がある
・健康で若々しい
など特別なものが揃っていないと非常に難しいです。また、相手の女性もかなり年上でも好きな人でないと難しいです。

男性にも不妊症はある

そして男性にも不妊症があるということをわかっていないかたが非常に多いです。
WHOの統計で一般的なカップルの15％は不妊症です。（1年間婚姻生活で性交渉していても子供が出来ない人たちのこと）
その中で男性のみの不妊原因は24％と言われています。
女性のみの原因は41％
男女ともに原因があるのは24％
原因不明が11％
要は不妊カップルの約半数は男性に原因があるのです。

男性の不妊の原因は
・ストレス
・アルコール
・喫煙
・肥満
・糖尿病
・病気や薬の影響
・精巣の損傷もしくは機能障害
・精子の産出もしくは射精に関するトラブルなど
です。