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今回は病気、家族問題、借金(奨学金)をいつ話す、どう話すについてお話します。

婚活でフラれる、交際終了になりやすいセンシティブな問題について解説します。
皆さん、これらに限らず、何らかのネガティブな事があると思います。辛い恋愛や婚活を経験したくない方は最後までご覧ください。

Contents

1 前提：病気、宗教、家族問題、借金などの機微情報について
2 いつ話すか：相手からの信頼を得るタイミングで段階的に伝えることが大切
3 伝え方:相手との関係性に合った、段階的な齟齬のない伝え方が大切
4 大切なこと：信頼関係を崩さない様にする。
5 絶対にNGなこと：変な正義感を持たない・自分の気持ちを軽くする目的で話さない

前提：病気、宗教、家族問題、借金などの機微情報について

そもそも、個人のプライバシーに関するもの、本来は、それにより差別されてはいけないはずです。
これが理由で、結婚が不利になるのは良くないです。

しかし、次の様な事情から、自分や家族の病気や障害、家族問題(離婚、家族の不仲)、借金(ギャンブルだけでなく、家、マンション、車のローンや、奨学金など)、なんなら、部落などの出身すら、結婚に大きく影響しているの現状です。
※あってはならないことである!!だが、現状はまだまだ大きい※

・結婚生活を心配なく楽しく長く過ごせるか
・自分の子供への遺伝
・親の介護問題
・将来の老後への不安

吉野の例で言うと、今の夫の家柄が良く、吉野は一般家庭でした。
しかし、吉野が大学院卒、母方の曾祖父は銀行の創設者、父方は千葉の柏で大きなお寺の本家で柏市の大地主だったことから、夫の親御さんから結婚を最終的に認められました。完全な一般家庭だったら、夫とは結婚出来ていませんでした。
こういう家柄について、まだまだ残っている地域が全国で見ると多いのが現状です。

宗教の場合、このようなことを不安に感じることが多いです。
・思想の違い
・結婚式や葬式の違い
・家族、周囲との関わり方
・休日の過ごし方

様々な不安が現実的に出てきます。人は不安やネガティブに思考を持って行かれます。
周辺環境がなくとも、生殖本能として抱く恋愛感情に影響があるほどです。

そのため、これらに関係なく結婚相手には伝えないと「大切な事を話さなかった」と、婚約解消や離婚に繋がる大きな原因となります。
民法770条　離婚理由として正当とされる理由のひとつ「その他婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき」に該当し、嫌でも裁判で負けてしまうケースもあります。

いつ話すか：相手からの信頼を得るタイミングで段階的に伝えることが大切

正解は、プロフィール、もしくは担当者からの推薦文に記載です。書き方としては、相手の不安や注目点に配慮をした書き方です。
結婚生活、2人の老後、結婚生活、両家実家との関わり、子育てや教育方針他、婚姻生活の維持に影響がないと分かるように書く、または、依頼しましょう。

相手との距離感次第ですが、三回目のデートで関係性が出来て、コミュニケーションエラーが出にくくなってきた時に話すのが良いです。
真剣交際に入る時には大切な事なので、話しておきましょう。

相手からの信頼を失わないタイミングが大切です。
稀に他の相談所は「真剣交際に入ってから、もしくは、言わなくていい」ということもあります。相手が自分を好きになれば、乗り越えられるから。というのが理由らしいです。
一理ありますが、「この人は、大切なことを隠す人なのか」と相手からの信頼を失うことになります。

伝え方:相手との関係性に合った、段階的な齟齬のない伝え方が大切

前提の部分での通り、結婚後の自分にどう影響するか、これを安心させることが大切です。
関係性が出来ていない段階のため、齟齬なく誤解を与えずに、必要最低限を伝えることが大切です。サラッと簡単に現状、結婚後への影響や、相手の不安を解決する内容を伝えましょう。

具体的には、遺伝の有無、日常生活の状況、結婚後の影響等、結婚生活に影響する部分全般です。
病名や要介護度、薬の名前などの詳細などの、一般の人が想像つきにくく、捉え方で大きく理解度の変わることは言わないようにしましょう。
借金は、何が原因か。そして、どう結婚生活に影響していくか、また解決策をざっくり伝えましょう。奨学金も借金と考える人も一定数います。
宗教の場合は、同じ宗教を求めているならハッキリ伝えてください。また、相手に影響がある場合は伝えましょう。
その他にも、結婚生活に関係すると相手が感じるものがあれば、それを安心できる方策と共に伝えてください。

大切なこと：信頼関係を崩さない様にする。

これが一番大事です。
次に、相手がなぜ気になるか、その部分を理解して、安心感を与える話し方をしてください。
加えて、コミュニケーション齟齬のない関係性と誤解をさせない話し方をしましょう。
目の前の相手の奥の伝言ゲームも意識してください。自分が伝えたことは相手の両親やお友達にも伝わります。その方々にも正確に伝わるような話し方を意識しましょう。

絶対にNGなこと：変な正義感を持たない・自分の気持ちを軽くする目的で話さない

「相手に全て話そう」という気持ちを持つと、逆に余計な話までして、本質のブレた話し方になります。更に、相手も不安になってしまいます。
話す本当の意味をしっかり考えてください。自分が全てを相手に話すと、自分は楽になりますが、相手に自分の心の重荷を移動させ、相手を辛い気持ちにさせます。
自分の漬物石を相手に押し付けないこと。本質を考えればすべてわかることです。

以上が、病気、家族問題、借金(奨学金)をいつ話す、どう話すについてでした。

詳細はこちらのYouTubeでも話していますので、ぜひ、こちらも併せてご覧ください。