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今回は私が実際に行っている不妊治療のリアルについてお話します。
タイミング法、人工授精、その前の検査の話、そして軽く卵子凍結についても触れたいと思います。なぜこのような話をするかと言うと、実は私は4回流産を繰り返しています。世の中子供ができると思っている人が非常に多いです。私は健康体でどこにも問題がなく、うちの夫も健康体なのですが年齢が理由ということで子供ができず流産を繰り返しているという現実があります。誰でも子供ができると思っている人が多いですが、男女ともに30歳くらいになると子供ができにくくなります。WHOでも不妊の原因の約半分は男性にも原因があると言われています。これを見ていただいて、婚活を早くして結婚を早くしないと大変なことになるとうことを知っていただきたいと思います。
Contents
不妊治療はお金が非常にかかる
前提としてお金が非常にかかります。世の中には400万くらい不妊治療にかけているかたが多いのですが私は数千万、家や外車が買えるくらいかかっています。
パートナーへどう不妊治療の話を切り出すか
実際に子供が欲しいと思った時に、女性は男性にどう伝えるか悩む方が多いです。私は婚約の話が出た42歳から不妊治療をはじめて、44歳の時にも子供がまだできないという状態でした。私自身も不妊治療をどうやってはじめるかを彼に話すかを悩みました。私の夫は14歳年下なのでなかなか不妊治療に現実味をおびていないということがあるのですが、実際は30歳からクリニックに通っている人が非常に多いという現実があります。私は不妊治療をはじめるにあたり、どんな治療法があるのか、どんなクリニックがあり評判はどうか、お金はいくらかかるか、検査はどのようなことをするか、仕事を続けられるのかなどを詳しく調べました。そして全部資料を用意した上で、彼に話をしたところ一緒に考えて調べてくれて、じゃあやろうとなりましたが、なかなか男性からの理解が得られないというかたも多いのです。
卵子凍結しても解凍後に受精卵まで進むのはほんの一部
妊娠できる確率は4%〜12%以下と言われているので、一個凍結をするのに6万〜10万ほどかかります。そして1〜2個ではなく10個〜20個ともなると100万近くかけて凍結することになりますが、使える卵はほんの一部で数%の妊娠率なので100万かけたとしても妊娠できるかどうかはわからないという状態があるので卵子凍結しても安心はできません。
初回検査は5万程度
クリニックで治療スタートとなると、血液検査やホルモン値、診察台にあがり膣から器具を挿入して中のチェックをしたりします。これが5万円ほどかかります。
卵管造影検査の強い痛み
卵管造影検査は人により強い痛みを伴うことがあります。私は通常の検査にプラスして卵管造影検査をやりました。自然妊娠をのぞむかたは卵管造影検査をやる必要があります。水溶性のものと油でできているものがありますが、管を通して卵管が卵巣まで卵子と精子が出会う道が通じているかを検査します。これが局部麻酔をしますが非常に痛いです。私は検査をした時に血圧が非常に低下して意識を失い、検査が終わったあと、1時間ほど痛みで動けませんでした。実際に通っていないとなった場合は手術するのですが、ただ手術をしたからといってずっと通っているわけではなく、また年齢などにより詰まってきてしまうことがあります。卵管が完全に詰まっている場合は自然妊娠人工授精はのぞめないため体外受精となります。
男性は精液検査
精液をカップ内に射精して提出するというもので、男性は精神的苦痛を伴う場合があります。
タイミング法
実年齢は当時42歳でしたが30代前半の健康な体であるということは言われました。妊娠確率は12%未満で、ほぼ不可能に近く運が良ければ妊娠できるのではないかと言われた状態からスタートしました。実際に私が最初におこなったのが、頻繁に病院に行き卵胞の育ちや卵子の育ちをチェックしますが卵胞を育てるために何度も注射を打ちます。ホルモンの注射なので非常に痛いです。指定の時刻に自己注射する場合もあります。これは非常につらかったです。クリニックに頻繁に行くため、待ち時間が多く時間を要しました。働いているかたは早退や遅刻が必要となるため会社の理解が得られず退職をする方も多いです。
人工授精
タイミング法でもなかなか授かれない場合は、人工授精に進みます。こちらも注射をおこないます。大きく違うのが排卵の日に合わせて朝男性が精液をとり、1〜2時間以内にクリニックにもって行くという点です。排卵の日に射精をすることが必要なため健康的に過ごし、健康的な精子を保たないといけません。また、2〜3日前くらいから精液をためるため自慰行為をしないようにします。クリニックでは採精カップ内の精子を洗浄・濃縮処理をし、女性は血液検査をして、このタイミングだとなったら診察台で分離をかけた精子を膣に器具で注入し、数分間待ち、落ち着いたら帰宅をします。費用は安いところでは3万〜20万ほどかかるところもあります。2〜3週間後に着床をチェックします。
不妊治療は通院日数の多さ、注射の痛み、日程調整等があるため男性の協力が必要となります。
以上が、私が実際に行っている不妊治療のリアルについてでした。
詳細はこちらのYouTubeでも話していますので、ぜひ、こちらも併せてご覧ください。
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