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今回は相手の金銭感覚を知る、たったひとつの誰でもできる簡単な方法についてお話します。結婚相手を決めるにあたり、金銭感覚が一致しているかどうか気になりますよね。ただ、金銭感覚という言葉がビッグワードすぎて、何をもって金銭感覚なのか、どこが合っていれば結婚してうまくいくのか。間違った角度で金銭感覚を捉え、実際に結婚したら合っていると思っていた金銭感覚の部分で離婚したり、悩む方からの相談を受けることがあります。結婚相手選びに必要な金銭感覚はどうやって知ればいいか。実はたったひとつの事だけ知れば、それで十分なんです。今回は結婚相手選びで失敗しない、相手の金銭感覚の簡単な見抜き方を解説します。更に、絶対に結婚も婚活も失敗する、ダメな判断の仕方も解説します。

Contents

1 YouTubeからいただいた質問
2 解決策　お金の使い方に対する原体験を知ることで、相手の思考を理解する
3 確認方法　どこにどうお金を使うことが大切なのか、心が豊かになれるのか、会話の中で掴んでいく
4 してはいけない間違った判断方法　今の事象を見て、将来を想像する

YouTubeからいただいた質問

お金の価値観はどうやって見極めたらいいでしょうか。私はいま、千葉県に住んでいるのですが、先日、静岡に住む方と横浜でお会いした時に
・仕事が煮詰まったりした時はスターバックスでコーヒーを飲んだり、カフェで仕事をして気分転換します
→わざわざスタバとかカフェに行くってもったいなくないですか、高いですよね。1回にどのくらいお金をかけて、どれくらいの頻度で行くんですか?
・平日は同僚とランチで外で食事をすると話した
→お弁当を作ったりしないんですか?外食は高くないですか？1回あたりどれくらいお金をかけていますか？
・休日はジムでランニングマシンを使って走ったり、映画を見ると話した
→運動ならお金かけずに走ったり、映画はネットフリックスの方が安くないですか毎月、いくらぐらいかかるんですか?
・まとまった休日にはドライブにいったりします
→車は維持費かかるから大変じゃないですかどれくらいお金かけてますか、駐車場代は？僕はお金がかかるから車は持っていないんです。
みたいに、何を話しても全部お金の角度からばかり質問してきます。節約は大事ですが、お金に細そうだな、結婚したらコーヒー一杯買うだけでも無駄使いと言われるのかな。と感じてしまったのですが、一番の違和感は、資格に使うお金の考え方です。キャリアアップのために使うお金です。私はライバルからの刺激を受けてモチベーションを維持したり、仲間を作って頑張るとか、短期間で合格するために資格試験の勉強で、学校に通って短い期間で合格しています。お相手は年収は高いのに、資格の学校には行かずに年数をかけて独学で勉強するタイプだそうです。なんでそんなにケチなんだうと、正直、がっかりしました。お金に関する価値観の違いどのように見ていったらいいのでしょうか。

解決策　お金の使い方に対する原体験を知ることで、相手の思考を理解する

全ての基本は、思考の源泉はどこにあるのか。その考えの根底は、どこからきているかを理解すればいいだけです。何を大切にしているからこその、この考えであることを理解することで、その相手が大切にしていることを抑えて、そこに自分の希望を取り入れていくことが出来るようになる。このすり合わせがポイントです。

確認方法　どこにどうお金を使うことが大切なのか、心が豊かになれるのか、会話の中で掴んでいく

例えば、相手が「旅行にお金をすごくかける分、普段は飲みものは自宅で麦茶を作って水筒で会社に持って行き、缶コーヒーは絶対に飲まない」と言ったとします。これだけ聞くと、旅行にお金を使うが、それ以外はケチと思うと思います。ですが、更にこれを原体験に掘り下げます「子供の時、いつも家族で旅行をしていて、すごく幸せだった。だから、旅行は幸せな気持ちになれる」「自分は旅行が幼少期の幸せな想い出。だから、自分が幼少期に過ごしていたような家庭を作っていきたい」この様な回答があれば、その家庭と同じではなく、自分にとっての、その家庭のイメージを作るためのお金の使い方を大切にしていきたいとなります。どんな家族?そしてどんな家族を作りたい?まさにここがお金の使い方はもちろん、理想の家庭の核となる考えに繋がります。

そういう家庭を作りたい、子供も将来、そういう家庭を作って欲しい。そのための教育にかけるお金はどこまで使うか、ペットは飼うのか、どんな生活スタイルを送りたくてそれが叶う家はどうなのか。そうなると、どこにお金を多くかけて、どこに少なくかけるかの分配割合が出てきます。結婚生活は家族構成やそれぞれのステージで全く異なるものとなるので、軸がどこにあり、その軸を作るためにお金をどこにつぎ込むか、どういうお金の使い方をするのかが見えてきます。

してはいけない間違った判断方法　今の事象を見て、将来を想像する

良くない例だと「趣味にお金をかけているから、結婚後も散財するだろう」「飲み代にお金をかけているから、結婚後も飲み歩くだろう」「日常的にお金にこまかいから、結婚後もひとつひとつ、細かく家計チェックしてうるさいだろう」等があります。今回、質問者さんは資格取得のお金の使い方で価値観の大きな違いがあると気にされているようなので、資格について考えてみましょう質問者さんは、資格学校にお金に使うタイプ。お相手は独学にして、お金を使わないタイプですが、判断軸は、資格試験にお金をかけるか、かけないかいとう視点のようですが、目線を変えることが大切です。白か黒か、表か裏かの二択で人は考えがちですが、それだと視野狭窄になるります。ポイントは違う角度からの第三の案を考えることです。

実はその時のその方がどこに身を置いているか。この角度から考えてみましょう。例えば私は基本的に全て独学、内容や自分の生活リズムや費用によっては、時間ほお金で買うなど、学校に通うこともあります。なので、そこでお金についての価値観を決めるのは、自分の考えが正しいと相手に押し付けていることに繋がってしまいますね。質問者さんの中では、その資格はそこまで優先度が高いわけではなかったのかと思いますし、生活や仕事のリズムやスケジュールから、学校に行くのは、当時、彼にとっては違うと判断している可能性もありますしね。本当に時間の使い方、お金の使い方は難しいですよね。二人にとって、その時に一番大切にしたいこと。これをすり合わせする事で、いくらでも変わってきます。

時間をお金で買う。これは、今のタイミングや、様々な背景から鑑みて、どこまで優先度を高めていくべきか。かなり深いです。だからこそ、そういうことを話せる関係性を作るという事が最も大切で、コミュニケーションが最優先される事項となります。ですので、金銭感覚を知りたいなら、コミュニケーションの取れる関係性をいち早く作ること。ここに全て集約されますね。趣味にお金をかけていても、今は子供もパートナーもいないから、そこにお金をかけている。家族やライフステージが変わると、環境が一気に変わるので、お金の使い方も変わってくる。ここで大切なのが、その人が、そもそも、どういう原体験から、今、そのお金の使い方をしていて、それを大切にしているか考えの軸です。それによって、結婚後のお金の使い方が人によっては全く違うということが見えてきます。

吉野の場合は独身時代はバイクツーリング、車でのドライブ、英会話、資格試験、友人と外食や近場への旅行などにお金をすごく使っていた今はバイクを手放し、車は移動の足程度でドライブへは滅多に行かない、英会話はしておらず、資格も今は新たに取りにいっていない、友達と会うことすらしておらず、外食は家族や仕事関連のみ、近場すら旅行をほとんどしていません。お金の使い道は不妊治療で数千万、他は犬と出産後は子供にお金をかけていて、他に思い当たる部分が一切ない。今は仕事しかしていません。独身時代に使っていたお金の使い方は一切しておらず、今の生活は想像すらしていなかったものです。しかし、この考えの根底は自分の幅を広げつつ、家族が幸せになっていける事を大切にしたいという部分なので、自分の根底や軸からは実はお金のかけどころは一切ブレていません。

趣味にお金をかけていても、子供が生まれたり、家族のステージでそこは変わってます。そうでなく、そもそもの部分での考えの基本がどこにあって、何を大切にしている人か。ここについては変わることがありません。ライフステージでかけるお金の金額やお金のかけどころは変わりますが、そもそもの根源は変わらないので、ここを知っていくことがポイントです。相手の今の様子を見て、思い込みで決めつける方が非常に多いが、それだけは絶対にしてはいけない。だからこそ、出会ったばかりの時には分からない。そのため、しっかりポジティブな言葉と対応でお互いの心を開き、関係性を深め、その先にやっとわかるということになります。

参考動画
【金銭感覚・家計管理】婚活成功して離婚しない人の正しい方法６つ
 【金銭感覚】結婚できない&離婚する、間違った考え方５つ
 【婚活&恋愛】カップルが長続きする金銭感覚とお金の管理の秘訣

以上が、相手の金銭感覚を知る、たったひとつの誰でもできる簡単な方法についてでした。

詳細はこちらのYouTubeでも話していますので、ぜひ、こちらも併せてご覧ください。