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今回は辛い失恋から簡単に立ち直る7つの最強ステップ～ノースウェスタン大学&認知行動療法から～についてお話します。失恋は物凄く辛いもので、心臓が壊れそう、心から引き裂かれそう、食欲がなくなる、何事もやる気がなくなる、とにかく辛い、一刻も早く気持ちが楽になりたいものです。特に婚活をしていると「ここまで頑張って、やっと幸せになれると思ったのに、今迄の年数や時間を考えると余計に辛くなる」・・・要するに執着心を持ってしまうケースが多々あります。実は辛い失恋から立ち直る方法について、ノースウェスタン大学の研究結果と、認知行動療法の側面から話しています。ぜひ、辛い恋愛を乗り越えられる様にしましょう。実はこの認知行動療法、大切な人が亡くなった時や、ペットロスにも使える手段です。今回は、これにノースウェスタン大学が研究した、失恋の痛みから立ち直るための方法を掛け合わせて解説しています。失恋の正体については、前のブログで解説しているので、そちらをご覧ください。

Contents

1 ステップ1.辛い気持ちを認める
2 ステップ2.現状を認める
3 ステップ3.相手についてとにかく詳細にたくさん書き出す
4 ステップ4.自分自身をリセットさせる
5 ステップ5.失恋から学ぶ
6 ステップ6.ポジティブなマインドセットを作る
7 ステップ7.新しい出会いを作る

ステップ1.辛い気持ちを認める

まずは、現状について、自分の気持ちの辛さを認めることが大切です。幼少期や人格形成の大切な時期に我慢することが多い場合は、感情に蓋をしてしまい、自分の辛い気持ちを軽いものだと流したり、辛さを認めないケースが多いです。自分の気持ちが傷ついて辛いことには間違いないので、その気持ちをしっかり自分が認めることが、次の癒しのステップに効果を発揮します。なお、心理学的な回復のプロセスとしては、現状をも認めたくない、また自分の～を直せば復縁できるのではないか、ここを直すから復縁したい・・・となるのが一般的です。逆にこれは自分を辛くしたり、回復に時間がかかります。ノースウェスタン大学の研究によると、自分自身を受け入れる事が必要であるとも言われています。色々な気持ちが交錯している筈ですが、まずは、今の自分が感じている気持ちを素直に感じるという事がまず第一歩となります。

ステップ2.現状を認める

心理的には、現状を認められず、否認という心理状況が起きやすくなります。私があの時、ああしていれば、こうしていれば、神様今度は～するから、といった、要するに現実逃避です。しかし、現実に目を背けるのでなく、現実をしっかり認識する事が大切です。精神的な分離障害などは現実を受け入れられず、別人格が生まれるとも言われているが、ここは事実を見ることが大切です。ただ、その事実を認識するだけで何もしなくて良いです。

ステップ3.相手についてとにかく詳細にたくさん書き出す

失恋したという現状が分かったら、とにかく感じていること、相手との想い出、どんな些細な事でもいいので、とにかく、思い出すままに書きなぐる事が大切です。ノースウェスタン大学の研究結果でも、とにかく相手の事を思い出すのが大切と出ています。どんどん思い出して書いていくことで、精神的に落ち着くだけでなく、相手の嫌な部分も思い出されるようになります。人間の脳は辛い記憶は消し、幸せな記憶だけ残そうとします。そのため、しっかり嫌な事や気になったことなども、忘れることなく、しっかり書き出して、相手を再認識していくことが大切です。人は相手の事を好きになると、3割ほど相手を高い評価をする傾向があります。IQについても、元々、冷静であれば、人は相手のIQを見抜くことが出来るとされています。しかし、相手に夢中になっていると、これを30ポイント高く見積もる傾向があるのです。要するに、盲目状態となり、自分の中で幻想の理想的な相手を作りだしているという事です。これが段々、分かる様になります。

ステップ4.自分自身をリセットさせる

失恋後は感情的な時間が続きやすいですが、自分自身をリセットし、癒していくことが大切です。ジムで体を動かしてリフレッシュしたり、美味しいものを食べに行ったり、映画で気分転換をし、自分自身に丁寧に向き合う時間を作ることが大切です。自分自身を大切にし、投資することで、新しい自分を見付けることも出来るようになります。相手の事が好きなのか、実は執着なだけではないのか、今の相手を逃すと、またイチから探さないといけない、今の相手を逃すと、他の人に自慢できる材料を失う、今の相手を失うと、自分の体の一部を失うような、アイデンティティを失うといった錯覚に気付くことが大切です。

ステップ5.失恋から学ぶ

経験から何を学び、次にどう活かすか、これが非常に大切です。相手に非があったとしても、その相手が問題である行動を取ることになった背景には、必ず自分があります。自分に過ちは1%もなく、相手が一方的に100%問題があるという事は、まずないのです。DVであれば、こちらがネガティブだったり、否定的な言葉を発したり、何らかの行動で相手をイラつかせて、対話で解決できないコミュニケーションをしているなどがあります。どんな僅かなものであっても、次に活かすことはないか、冷静に見極めて、次に繋がる改善をしなければ、今後も同じような人と同じような哀しい別れが続くことになります。人は同じレベルの人としかくっつかない上に、どんなに相手が素晴らしい人だったとしても、こちらのレベルが低ければ、相手も下がってしまうため、お互いに影響を与え合っているからこそ、自分のレベルはより高く、上げていかなければならないのです。

ステップ6.ポジティブなマインドセットを作る

失恋は辛いものですが、悲観的に捉えるのでなく「新たなチャンスを得るための機会」と捉えて、自分自身にとって、前向きな変化をもたらす様な考え方を心掛けるようにしましょう。

ステップ7.新しい出会いを作る

ノースウェスタン大学の研究でも、失恋によって失った自分のアイデンティティ・体の一部と錯覚しているものは、次の体の一部を手に入れない限りはどこかでずっと忘れることが出来ないとされています。新しい出会いを作ることが非常に重要です。しかし、新しい出会いを求める前に、自分自身を見つめなおし、自分自身が望む関係性や結婚生活、それにあてはまるパートナー像や関係性をしっかり考えることが重要です。自分自身が求めるものを明確にし、それに向かって行動をしていくことが大切となります。

以上が、辛い失恋から簡単に立ち直る7つの最強ステップ～ノースウェスタン大学&認知行動療法から～についてでした。

詳細はこちらのYouTubeでも話していますので、ぜひ、こちらも併せてご覧ください。