科学的根拠(エビデンス)と経営学に基づく戦略的な婚活をデザイン。
「経営学×心理学×AI×オンライン」で、「全国どこでも」「戦略的」「最短」「幸せ結婚」が可能な婚活エージェント(結婚相談所)「SMART BRIDAL」代表の吉野です。

今回は少し重たい話。先日、片道4時間ほどの離れた場所に住む父と叔父が生きている間に、長年の夢だった親孝行。
そして自殺した従兄弟へ挨拶をしてくる事が出来ました。

実は私は父方の従兄弟を自殺で亡くしています。
他にも、私が小学生時代、私が通っていた小学校の目の前に住んでいた友達は、彼女のお母様が小学生だった彼女と彼女の幼稚園生の弟を連れ、電車に飛び込み、亡くなりました。
当時、テレビ局など多くの報道陣がその家の前に沢山集まっていた・・・という記憶が今でも鮮明に思い出されます。
そして、社会人になり、今度は友人や職場の仲間も自殺で何人も失いました。

私の従兄弟は、実家の裏山の神社の奥で車内で練炭自殺。
友人たちは薬を多量摂取、首つり、電車への飛び込み、飛び降りなどです。

従兄弟の遺体は近所の人が見付け、あっという間に小さな田舎町では町中の人が知るところとなり。
原因も色々と憶測が飛び、密葬にしていたにも関わらず、多くの弔問客が訪れ、ヒソヒソ話しの注目の的に叔父はなり。

その後、メンタルがとても強く、祖父母の介護ですら弱音ひとつ吐くことなかった、元気だったあの叔父がうつ病を発症。
20年以上経過した今でも、従兄弟の事を思い出しては、何もできなかった、助けることの出来なかった自分を責めて泣く事もあります。

父はそんな叔父の姿を見かね、田舎町で一緒に暮らす様になり、そして、母は私と同居しています。

自殺する人はとても辛かったと思います。
でも、残された家族がその後、どうなったか。
残された家族の一生は大きく変わってしまうのです。

警視庁や厚労省のデータでは、20代の自殺がとても多い事が分かります。
もちろん、他の世代も。


ですが、残された家族がどうなったのか。

これを全て分かるものはありません。
という事は、それだけ多くの方が長い年月にわたり、辛い思いをしているということでもあります。

また、自殺の原因のデータの取り方が何年も前に変わり、表に出て来なくなった要因も多くあります。

ただ、間違いないことは、自ら命を絶つ瞬間は、一人で耐え切れず、自己肯定感も下がっていることが様々な心理学の研究結果からも出ています。
そして、データでは独身者が多いということ。

 

私は、まずは人の自己肯定感を上げ、幸せな毎日を送る事で、自殺率は減り、データでは出てこない、隠れた不幸になる人(その人たちの家族や周りの人)を減らせるのではないかと考え、何年にも渡り、その方法を模索してきました。

そのためには、自分が強くなり、そういう事が出来る力を持つこと。
そのために、心理学や経営(MBA)を学び、その分野で貢献できる知識と実力。経験を積むことを何年にも渡り、してきました。

そして、幸せで離婚しない結婚は、唯一無二の絶対的な味方を作り、自己肯定感を上げ、幸せになれる手段の一つであると考え、SMART BRIDAL を立ち上げました。
ですので、将来的にやりたい事は他にも沢山ありますし、少しずつ出来ることを増やしていく予定です。YouTubeも書籍出版もその中のほんの一部です。

結果、私の会員さんで
「自分は周りが幸せな結婚をしている中、ずっと孤独で、本当の自分を愛してくれる人はいない。
そう思ってどんどん辛くなっていた。
でも、SMART BRIDAL に入って、吉野さんのもとで結婚することが出来て、どうしたら離婚しない幸せな結婚を掴めるかが分かり、今は本当に幸せだ」
とおっしゃる方も増えました。

だから、私はこの仕事をしています。

だからこそ、私は全てのスタッフに愛情を持ちつつ、仕事については、あえて、非常に厳しい事を言います。
私自身も、切迫流産、切迫早産で陣痛が一か月続く中はもちろん、自分自身が心肺停止となった帝王切開の翌日から、仕事をしていました。

恐らく、経営者の部類では、かなり厳しい方に入るのではないかと思っています。
(スタッフにはもちろん、産休も新婚旅行も休暇をきちんと取得させています)

理由は人の命、そして一生をを左右する仕事だと思っているから。

でも、スタッフメンバーには人の命、人の一生に、自分がその幸せに貢献できているという幸福感を持って欲しいので、ご自身のマネジメントが大切で難易度は上がりますが、自分もどんなライフスタイルとなっても一生働けるよう、勤務時間も場所も縛りもなく、いつでもどこでも仕事が出来るスタイルにもしています。

そして、ここから先は私の父の話。

私の父は何度も癌を患い、先日は肺炎となり、今では食事を摂ることがほぼ出来なくなりました。
昔から、キャリアを磨いてばかりいた私を見て
「これじゃー、孫の顔は見られないな(笑)」
「まいこの旦那と酒を飲める日が来るといいなぁー」
なんて、ボソッと笑っていた姿を見て、心が苦しくなり、父が生きている間に孫の顔を見せてあげたいと思う様になりました。

一度目の結婚は、父と一緒にお酒を飲める様なタイプの人でなく。
今の夫は初めて父に挨拶で会った時、二人で楽しくお酒を飲んで盛り上がっていたので、ひとつ親孝行が出来たとほっと胸をなでおろした記憶があります。

ですが、もうひとつの父の夢。
私の子供(孫)を見ること。
どんどん体力がなくなり、食事もできなくなっていく父を横目に、不妊治療を何年も続け、4度の流産をした時に、正直、難しいかなと思いましたが、諦めることなく続け、何とか出産。

父はこのところで、深夜に救急車で運ばれたりもしていたそうで、今では食事を食べる体力もなくなり、寝たきりとなっていましたが、孫を会わせに連れていくことが出来ました。

この日は頑張って起き上がってくれて、疲れてしまったこともあり、途中から言葉が出てこなくて、ずっと孫の顔を嬉しそうに見ていました。

そして、父の部屋には先行して送っていた子供や私たち夫婦の写真が沢山、並べられていました。
あまりの嬉しさに、動けない体にムチを打ち、スクーターでわざわざ、写真立てを買いに行って飾ってくれていたそうです。
毎日、写真を見て私たちの事を想ってくれているそうです。

片道4時間ほどかかる遠い場所に住んでいますが、少しでも体調のいい時を見付け、父が生きている間に、また見せてあげられたらいいなと思っています。

帰宅後、夫は早速、写真が沢山入る写真立てを注文し、写真をいっぱい入れて、父に送ってくれました。
本当に優しい人と結婚できて良かったです。

46歳手前にして、やっと親孝行を出来たような気がしています。
引き続き、データでは出てこない様な人たちまで、幸せになれる頑張って参ります。

うちの会員さんにも、愛情を持ちつつ、かなり厳しい事を伝える場面も多くあり、私も心を痛める瞬間はありますが、絶対幸せになって欲しいという信念をこれからも持ち、このスタンスは変えないでいきたいと思っています。

もし、今、孤独や辛さを感じている人がいたら。
それは、そこから抜け出す正しい方法が分からないだけ。
何より、正しく動けていないだけだと私は思います。

幸せになる権利は誰にでもあると思っています。
ただ、それを自分が上手く手にできていないだけ。
私はそこの手助けが少しでも出来たらいいなと思い、毎日を生きています。


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