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今回は別れるカップルがみんなしている最も大きな失敗についてお話します。

婚活相手に対して「どんな結婚生活を送りたいか」聞く人が多いですが、これが出来る前にしてしまうと「この人、違うな」とフラれる事になります。

結論：お互いの気持ちを理解し合える人間関係が作れていない

Contents

1 お互いの気持ちを理解し合える人間関係を作れない弊害
2 なぜそんな事になるのか

お互いの気持ちを理解し合える人間関係を作れない弊害

齟齬・誤解が生まれます。

・一方が「両親の面倒をみたい」と言った例
それを聞いた相手は、自身の経験・感覚から両親と同居、自分たちで両親の生活費を全て出すことを想像してしまいます。
ただ、言った当人が考えているのは、両親の近くに住む、施設を利用、困った時にサポートをする程度といったケースがよくあります。

・一方が「食事のペースが違う」と言った例
聞いた相手は、今度から相手の食事のスピードを合わせようと考えます。
しかし、この言葉の奥には「物事の楽しみ方の基準を合わせたい」という真意があります。
他にも「会話を楽しみたい」「メリハリをつけたい」「生活する中で、共感力が欲しい、リズムを合わせたい」という意図が隠れている場合もあります。

・「友人や趣味に関しての考え方がちがう」となった例
女性が「女子会に行ってきた」「友達と旅行に行ってきた」と言った場合、男性には女性に対して毎週、趣味や友人関係に派手にお金を使う人と勘違いすることがあります。
実際は、月に1度程度で金額も高くない、たまたまその時だけというケースもあります。

・「連絡の頻度が違う」となった例
頻度を少なくしたいという場合は、現状の仕事がハードという事情が隠れてたりします。
頻度を多くしたい場合は、「好きという気持ちを伝えてくれない不安を解消したい」「コミュニケーションを取り、関係性を深めたい」といった想いが存在します。ただのかまってちゃんパターンもあります。

お相手の考え方、人間性、結婚観を理解していないと勘違いをおこし、お互いを不快な気持ちにさせ、別れる結果になります。
さらに、ここが良くなかった・・・とフラれた後に復縁のために間違った謝罪をし、さらに心が離れることになります。

なぜそんな事になるのか

・自分の経験則で推し量る
こういう行動したからこういう風に考えている、ああいう行動したからああいう風に考えているという様に、相手に確認せず、自分の経験則で推し量ってしまうため、勘違いがどんどん進んでいきます。

・相手が理解できる言葉のチョイス、選択が出来ていない
自分としてはこう話しているので、相手にもしっかり伝わっているだろうと考えますが、コミュニケーションは聞き手の理解度次第になります。
話し手は、聞き手がどう受け取ってくれるのか、思考のくせはどこにあるのかを見極めるのが大切です。
相手の立場に立って、理解できる言葉を選択できないすれ違いが起こります。

・相手が理解したつもりになっている
そもそも聞き手が理解していないのに、「そうなんだ」と言ってくるケースがあります。
また、話し手がある話題に対して、もう話したくないといった雰囲気を出してしまうと、聞き手は確認することを躊躇し、意識の差を埋めることが難しくなります。

・相手を自分が理解したつもりになっている
自分は相手の事を理解したつもりでも、勘違いして理解している場合があります。

・コミュニケーションが足りていない
勘違いを解消するようなコミュニケーションが足りていません。
上部ではなく、相手がどういう風に考えていて、どんな気持ちなのか、どういう前提条件を持っているのかを確認することが大切です。

・相手の真意を理解できていない
相手の思っている真意が理解できないと、上部だけの言葉のコミュニケーションに終始し、関係性を作ることが出来ません。
大事な話の際に、互いの背景を理解できておらず、自身の経験則で判断をするので、気持ちのずれが生じます。結果的に価値観が合わないということで、お別れすることになります。

次回は「お互いの気持ちを理解し合える人間関係の作り方」についてお話します。

以上が、別れるカップルがみんなしている最も大きな失敗についてでした。

詳細はこちらのYouTubeでも話していますので、ぜひ、こちらも併せてご覧ください。