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今回は伝えるべき自分の不利な秘密5つについてお話します。

病気、家族のことなど、人にあまり知られたくない事は誰しもあると思います。
ですが、実際に何を話すべきで、何は話さないでいいのか。この境がとても難しいですよね。

今回は、私が法律の資格を持ち、実際に家庭裁判所での裁判事案を目にした経験があり、今はSMART BRIDAL として婚活最前線の立場にいて、実際に他の結婚相談所で、成婚退会後に発覚し、トラブルになった事例から話します。
せっかく婚活を頑張って、素敵な人を捕まえたのに、自分の行動ひとつで、その幸せを逃したくない方や、今、秘密を抱えていて伝えるか迷っている方はぜひ、最後までご覧ください。

前回のブログでは「婚活に不利な自分の秘密をなぜ話さないといけないか」について話していますので、そちらとあわせてご覧ください。

話すべきことかを考える境目の結論
相手やお相手の親御様が結婚生活を送るにあたり、重要と感じるかどうか

法的観点からいうと民法770条が関係してきます。
特に今回は第一項第五号に着目します。

民法第770条【裁判上の離婚】
第一項 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一号 配偶者に不貞な行為があったとき。
二号 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三号 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四号 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五号 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

有名なものですと、セックスレスです。 正当な理由がない、浮気などで1か月以上性行為がなく、その後も長期に渡ると予想される場合などが該当します。
他にはモラハラ、DVも挙げられます。

裁判は過去の判例に基づいて行われるため、判例で認められている事は確率が非常に高いと言えます。

身体的・精神的な課題

・同性愛を隠していた、予め身体的や精神的な要因から性行為が出来ない事を隠していた
性的行動で、相手が嫌がる様なことを無理強いし、夫婦関係が壊れる様な問題行動や、性的偏りがあることを隠していた場合です。

・何らかの身体的、精神的な障害や病気を持っていて、それが相手にとって結婚生活を続ける事が困難な場合も第四号と五号のミックスとなるケースがある
特に隠していて後から知ったら余計にリスクは大きくなります。

・本人や家族に身体的、精神的な課題がある場合
それによって結婚生活の影響が出る事はリスクがあります。

金銭的な課題

・借金、浪費癖
家計が苦しくなり、夫婦仲が冷え切る様なケースは第五号で認められる可能性があります。
裁判とは別ですが、奨学金ですら、借金とみなす人もいます。

・結婚生活に関係あるお金の影響
子供の養育費などが該当します。

家族・親族関係の課題

・親族との不和
ただ、仲が悪いというだけでなく、それを助ける事をしないケースがあてはまります。
結婚前はそういうリスクが考えられるので、心配をするケースが多くなります。
家族仲が悪いと、自分もとパートナーとそういう関係性になるのではないかと不安にもなります。

宗教に関する課題

宗教を信仰する事由は憲法で保障はされていいます。
ただ、宗教活動にハマって、家庭や仕事に支障があるなどして、婚姻生活に影響がある場合は認められることがあります。

気持ち的な部分で、宗教により、結婚式や葬式、休日や年末年始など各種イベントで制限や何かを強要されるなどを恐れるケース、金銭的負担など関係する事もあり、知らない世界だからこそ、子育てなどへの影響含めて避けるケースがあります

犯罪など過去に関する課題

殺人といった重大なものは別ですが、服役していただけでは離婚の理由に該当はしません。
ただ、パートナーへの犯罪、何度も繰り返すケース、日常生活に支障が出る場合は該当します。
家族になる場合、そのリスクをどう捉えるか。ということにもなります。

その他、信頼関係を失うもの、相手にとって結婚生活を送る上で重要だと思うもの

・家族全員が医師で、相手も医師を求めている場合はそういった資格
・家族全員が大卒で、結婚相手の条件は大卒以外NG
・戸籍謄本に子供がいた事実が出ているにも関わらず、隠していた場合
・年収や職業を偽っていた場合(特に結婚生活に影響あるもの)

パートナーとは信頼関係が大切です。その信頼を失わせることをしてはいけません。
自分にとって大切な事を隠されると「この人はそういう人だから、自分も相手を信用しない」となってしまいます。

まとめ
1.身体的・精神的な課題
2.金銭的な課題
3.家族・親族関係の課題
4.宗教に関する課題
5.犯罪など過去に関する課題
その他、信頼関係を失うもの、
相手にとって結婚生活を送る上で重要だと思うもの

以上が、伝えるべき自分の不利な秘密5つについてでした。

詳細はこちらのYouTubeでも話していますので、ぜひ、こちらも併せてご覧ください。

 

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